遅ればせの上り初め [千早峠(金剛トンネル)]

引越しで週末ライドを2ヶ月休み、再開後も動けない週があったりで、なかなか以前のように走れない状態が続いている。明日は雨予報だし、今日も用事があるので時間はさほど確保できない。そんな状況下で、昨日からノリクラ(乗鞍ヒルクライム)の参加申込みが始まった。昨年はコロナ禍で開催中止となり、参加費も全額返金とはならなかった。今年も中止の可能性も低くないだろうし、記録更新を目指した走りは一昨年で引退した。高額な参加費を支払って参加する理由は以前ほど大きくない。最近はエントリーせずに乗鞍に赴き、仲間との「同窓会」や周辺のツーリング、自転車無しで観光を楽しむ仲間も増えた。そんなパターンも悪くないか、とも考えていた。

が、いざ参加申込が開始されると、条件反射的にエントリーしてしまった。やはり20年間続けたきたノリクラ習慣はそう簡単に変えられない。

少なくともノリクラを完走できる脚力が必要になったので、今日は手近の峠を上ることにした。周辺の鍋谷峠和泉葛城山牛滝ルート水越峠は引き続き通行止めが続いている模様なので、短時間で戻ってこれる千早峠(金剛トンネル)に上ることにした。

210403_072049
6:48にTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で自宅出走。空は薄曇りでパッとしないが、河内長野駅方面に向かう国道310号線からは行く手の山の稜線がちゃんと見える。数日前の黄砂やPM2.5はかなり薄まったようだ。

210403_073407
体調はほどほど。好調というほどではないが、まずまず脚は回る。河内長野駅付近でカフェインを注入して、上りに備える。

210403_074507
上着を脱いで、7:45に石川を渡る諸越橋からアタック開始。考えてみれば、本格的な峠に上るのは今年初めて。一年中峠に登っていた数年前を思うと情けない体たらくだが、これもまた年齢に合わせた楽しみ方だ。

210403_075503
観心寺手前の温度計は12度の表示。これだけ暖かければ下りもさほど冷えないだろう。

210403_075552
暖かいこともあってか、今日は非常に自転車乗りが多い。スタート時から前方にロード乗りが1人いて、スタート直後に1人に抜かれたが、久々なので序盤から無理はしない。心拍数を170bpm程度に抑えて、自分の調子を探る。傾斜が緩む区間で強度を落とさないように意識して上り続けるうちに、恐れていたよりは脚が回ることがわかった。

(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


ボッチ花見ポタ [泉北丘陵-和泉葛城山山麓]

引越しで週末ライドを2ヶ月休み、先々週にやっと再開したと思ったら、先週は用事と天候不順でまた走れなかった。脚力低下を実感しているだけに多少の焦りはあるが、すぐに結果を出さなければならないレースがある訳でもないので、地道に走る回数を増やしていくつもりだ。

さて、今週末は明日が雨予報なので、今日のうちに桜を見たいと思っていた。脚力低下が気になりながら、今週も花見メインのポタリング。「春眠暁を覚えず」で準備に手間取ったが、6:47に自宅を出走し南に向かった。昼間に20度まで気温が上がる予報だったので少し薄着だったが、朝は意外と寒い。まずは自宅近くの荒山公園を覗いてみる。

210327_070411
花見と言っても、三密を避けるために有名な桜の名所は避けるつもり。早朝の公園は散策やジョギングの人がちらほらというところ。荒山公園は梅の名所として知られるが、梅の花はすでにほぼ落花していた。桜の木もところどころにあるので、眺めながら公園を抜けていく。ソメイヨシノはまだ五分咲きといったところだが、気温の急上昇が予報されているので、一気に開花は進むだろう。明日は雨だし、来週末には盛りを過ぎている可能性もある。今日のうちに堪能しておこう。

210327_071806
気持ちの良い青空の下、府道61号線を南下していく。堺公園墓地付近にたくさん桜があることはわかっていたが、人も多そうだし、どうせならもう少し和泉山脈に近づいてみることにした。(私称)南楽園峠を越えて和泉市に入り、コンビニで小休止。国道170号線旧道に入って鍋谷峠方面に向かっていく。

210327_080438
国道480号線旧道に入って阿弥陀寺に寄ってみた。山沿いながらかなり開花が進んで、足元にかなり花びらが散っているほど。まだ陽が低くて日陰なのが残念。

210327_081448
父鬼集落まで来ると、気温はまだ6度。少し薄手のグローブにしたら手がかじかむ。もう少ししたら暖かくなるのがわかっているので、ガマンガマン。この先鍋谷峠は未だ通行止めだが、山一面に桜があるのが見えたので、少し進んで見る。

210327_081710
近寄ってみると、父鬼川の対岸に桜の林がある(家の屋根の左上)。とは言え山の少し上の方で、自転車で辿り着けそうにないので、ここで引き返した。


(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


2ヶ月ぶりの週末ライド [二上山一周ポタ]

17年ぶりの引越しや天候不順で結局2ヶ月間も週末ライドを休止していたが、今日は久しぶりに走ることにした。転居先からの出走は初めてなので勝手が違い、もたついたが6:33には出走した。

210314_071605
わずか2ヶ月でもすっかり脚が細くなり、目に見えて腹は出てきた。身体が鈍っているのは通勤ライドでも実感しているし、まだまだ引越しの後始末もある。久々の週末ライドは軽い府内ポタリングのつもりで、ひとまず東に向かう。昨日の雨で路面が湿っている箇所も多く、石川を渡る河南橋からは朝靄に煙る二上山が見えた。南河内グリーンロードをアップダウンするよりは竹内峠を越えた方が楽そうな気がしたので、府県境を越えることにした。

210314_073536
本格的な上りが始まる六枚橋付近。いつもは前哨戦程度の竹内峠だが、2ヶ月も峠を上っていないと二上山が3000m級の高山に思える。

「二上(ふたかみ)の 頂き高し 春稽古」

210314_075229
ペースを抑えて淡々と上るように努めて、思ったよりは楽に竹内峠に到達できた。峠では朝靄も晴れ、気持ちの良い青空が広がっていた。風が弱く、陽射しがあるので思ったより寒くない。

210314_080147
奈良側に下って當麻寺門前に。今日はポタリングなので境内に入って、花を探してみることにした。

210314_080542
まだ人気の少ない早朝の境内は静かな雰囲気で、まずは木蓮らしき花を見つけた。


(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


「折りたたみ自転車&スモールバイクCUSTOM 2021」掲載

ほぼ2ヶ月、(通勤を除く)自転車活動とブログ更新を休止していた。こんなに長く両方を休んだのは、2007年にブログ(最初はmixi日記だが)を始めてから14年半の間恐らく一度もなかった。心配している方もいないとは思うが、休止は17年ぶりの引越しに集中するためであって、転居先も近所。私と家族の健康や生活に大きな支障はないことを報告しておく。

この機に断捨離に努めたが、子供も大きくなって荷物が増え、17年間積もりに積もった澱は容易に片付かず、2/21の引越し後も片付けに追われている。すっかり自転車脚が鈍ったこともあって、当分は低レベルなものになるだろうが、徐々に自転車活動も復活させていきたい。

osc21z
さて、週末ライドはまだ復活できていないので、まずはメディア掲載情報。1/29に辰巳出版の「折りたたみ自転車&スモールバイクCUSTOM 2021」が発売された。以前も20162017年に私のカスタマイズしたCARACLE-Sを掲載して頂き、2019年にはTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)を掲載してもらった。

新ネタのなかった昨年は投稿しなかったが、今年はディスクブレーキモデルのTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)へ乗り換えたので投稿した。

osc21b
フレームのデザインは初代TORACLE-COZを継承しているので、パッと見はさほど変化がないが、油圧ディスクブレーキを搭載しながら片手で気軽に持ち運べる輪行仕様を実現し、実際に輪行ライドに活用しているのはこのブログの記事通り。フロントシングルでありながら、ワイドなギア比で暗峠の最大傾斜地点まで到達した

フロントシングルのままブルベ出場も目指したが、残念ながら1/24のBRM124近畿200km泉佐野 榛原往復は緊急事態宣言の発出により10月に延期となった。当日は雨だったので、延期はむしろ幸いだったかもしれない。

同じページの下側には、以前からfacebook等で交流しているSAJI Engineering & Serviceの佐治豊さんのCOZ DBも掲載されている。オリジナルペイントにカーボンリムのオリジナルホイール、キャリアやマッドガード台座の自作と、私とは次元の違う高度なカスタマイズで現代風輪行スポルティーフを実現している。

今回も辰巳出版さんにはお世話になった。これからも協力と応援をしていきたい。


Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


和泉葛城山麓新ルート探索 [林道シガ谷線-塔原線]

新型コロナウイルスの感染拡大第三波により、他地域と共に緊急事態宣言の対象地域となった大阪、京都、兵庫では自転車イベントも中止や延期が相次いでいる。友人がエントリーしていた本日1/17の関西シクロクロス第10戦 みなと堺は開催見送り(順延/会場変更)となり、私も出場予定だった1/24のブルベBRM124近畿200km泉佐野榛原往復も10月へ順延が決まった。

210117_073133
TORACLE-COZ 2もすっかりブルベ仕様。1/24に向けて準備を進めていたので残念だが、事態が改善するまでするまでは密を避けた行動に努めるしか無い。そんな訳で、今週末は平常の郊外ライドとなった。今日も時間を遅らせて7:21にTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で自宅出走。近所のコンビニで友人と待ち合わせて再出走。

年末年始から厳しい寒さが続いたが、この週末は寒さがやや緩んだ。それでも昨日の雨で凍結の恐れがある峠越えは避けた。西からの強風は相変わらずだが、南西に向かう平地のロングライドもさすがに飽きた。そんな訳で和泉葛城山山麓を周回するつもりで南下した。

210117_090013
泉北丘陵を乗り越え、国道170号線旧道を経て府道40号線に入った。岸和田国際射撃場のある尾根を乗り越えて府道39号線に横滑りするつもりだったが、豪雨による崩落によって通行止めになって久しい和泉葛城山牛滝ルートの様子を見に府道40号線の突き当り(中断地点)の牛滝温泉まで上がってみた。

210117_091443
和泉葛城山牛滝ルート(林道牛滝線)の登り口は通行止めの看板とゲートが置かれているが、すき間が設けてあり、途中の墓地までは行けるとの表示がされていた。

そこで、行けるところまで行ってみることにした。上り始めの激坂は墓参り以外の通行がないにので落ち葉が積もっているが、リア34Tなら前50Tのフロントシングルでも充分上っていける。ここの激坂で大丈夫なら、このギア比で大概の坂は上れると思ってよいだろう。

210117_093702
墓地まで上ったが、かなり上ったのでそのまま引き返すのが惜しくなる。崩落地点の手前に林道シガ谷線への分岐があるので、そちらに入ってみた。入り口はチェーンが張られているが端に通路が設けてあり、歩行者や自転車の通行は問題ないようだ。

210117_094012
この林道はブログを開始する2007年以前に一度通ったことがある。未舗装区間があったので、年中ナロータイヤで走るようになってからは避けていた。この機会に舗装状況を確かめるために十数年ぶりに突入してみた。路面は落ち葉や小枝に覆われているが、車の轍部分は舗装が露出しており、何とか走行できる。

210117_094035
倒木が道に覆いかぶさっている箇所もあったが、自転車の通行に支障はなかった。ずっと下っていくので、この先で未舗装区間があったら引き返すのは大変だが、ここまで来たら毒食わば皿までで、下り続ける。


(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


サイト内検索

アーカイブ

お友達ブログ

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。


Back to Top ↑