サイクルスポーツ誌ベストロードに掲載されました

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サイクルスポーツ9月号別冊付録「あなたが選んだベストロードを走ろう!」に私の投稿したコースが掲載されました。

これは昨年11月26日に行った「串柿ツーリング」を元にしたもので、和歌山県かつらぎ町にある串柿の里として知られる四郷を回るルートです。

コース投稿に伴うアンケートがかなり膨大で、結構苦労しました。とは言え、お陰でタイガースネタを中心とした私のコメントや似顔絵が、ルートのページやそれ以外のコーナーにいくつも掲載いただきました。

目立ちたがり屋としては大成功の巻。次回(ありますよね?)もガンバって投稿するぞ!
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若き日の旅路に戻る雨宿り [千早峠(金剛トンネル)-水越峠]

 梅雨明けと同時に暑い日が続いている。いよいよノリクラ本番まであと1ヶ月余りとなったが、今年は天候や体調のタイミングが合わず、なかなか思うようにトレーニングが進んでいない。

 それでも鍋谷峠のタイムで見る限り、今年の調子が悪い訳ではなく、むしろ昨年よりよい成績が出ている。ソロだけでなく、仲間と走る機会が増えていることが好影響を与えているのかもしれない。

 遅ればせながら、そろそろトレーニング強度や回数を増やしていかなければいけない。とは言え、いきなりの暑さに身体が慣れていないので、ムチャもできない。年寄りは回復に時間がかかるし、大阪近辺の暑さは真剣に熱中症になりかねない。

 そんな訳で今日も午前中ライドを予定して自宅を出走。今日は例によって近所の友人と一緒。未明まで雨が降っており心配したが、出発の6時ごろには日も射す天気となり、朝から暑い。

120721_073216 まずは河内長野駅経由でR310千早峠(金剛トンネル)にアタック開始。雨上がりの峠道は自転車乗りが多く、序盤の上りでいきなりSakataniさんのジャージを着た方にぶち抜かれた。

120721_074250 観心寺でSakataniさんのチームの方々が集合しており、これから同じルートを上るようだった。先行して上っていると空模様がやや怪しくなったが、雨は降ることなく、むしろ日が陰って少しでも涼しい分助かった。

 まだ本調子ではないが、汗もだいぶ出るようになってきて、ポタポタ落ちていく。暑さに慣れてくれば、それこそ流れるように汗が出てくるようになるが、まだそこまでは行かない。

120721_081026120721_081440 8:10頃に千早峠(金剛トンネル)到着。石川を渡る諸越橋からのタイムは49分10秒。序盤で信号に引っかかったりした割りには、かなり良いタイムだ。

 峠に着いてしばらくすると、先ほどのSakataniさんのチームの方が次々到着した。やがて、友人も到着。

120721_083128 全員揃ったらしいSakataniさんのチームは、先に奈良側に下っていく。

120721_084310私と友人も下りはじめた。しばし涼しい至福のとき。

120721_084144 下る途中のいつもの撮影地点。今のところかすみがちで、下界の展望はもうひとつ。

 


 

 

120721_090432 高度が低くなると尋常でなく暑い。五條道路に沿って北上していると、ひまわり畑が目に入った。気分はツール・ド・フランスだ。

 

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 交通量の少ない県道120号線に入って北上を続け、R309に入って大口峠をパス。

120721_100602 コンビニで水分を補給して小休止。走りだして帰路に超える水越峠方面を見ると真っ黒な雲。そこで雨雲レーダーを確認すればよかったのだが、天気は回復に向かっていると思っていたので、そのまま進み続けてしまった。

120721_101826120721_101832 R24を超えた辺りでポツポツと雨が降り出し、「引き返すそう」と友人が言ったが時すでに遅し、ほんの一瞬で大粒の雨が一気に振り出した。たまらず、すぐそばにあった吐田神社の拝殿に飛び込んだ。

 あらためてiPhoneで雨雲レーダーを見てみると、さほど大きくはないが大雨を伴った雲が南東に進んでいくところだった。しばらく待てば通り過ぎそうなので、しばらく雨宿りすることにした。

 不意の雨を避けて雨宿りというシチュエーションに、学生時代のキャンプツーリングを思い出した。何十日も日本各地を放浪したのは、私も友人も同じ。「あのころは贅沢な時間の使い方をしていた」との友人の言葉に、なす事もなく過ごす今日の雨宿りの時間が重なった。気持ちがその頃にタイムスリップして、約20年前の思い出話に花が咲いた。

 
120721_110220120721_111218 40~50分くらいで雨は止み、水越峠への上りを再開。大型車が水を跳ね上げるR310は早々に離れ、旧道を上っていく。序盤こそ雨上がりで涼しかったが、峠に着く頃には日も射して、やはり汗だく。

120721_113110120721_114000 水越峠は相変わらずハイカーの駐車が列をなしている。暑いのにご苦労なことだと思ったが、こちらも人のことは言えない(^_^;)。峠の水場で顔を洗い、一時の清涼。

 雨宿りで時間をロスしたので、その後も急ぎ足で堺に向かったが、暑さでなかなかペースが上がらない。道路の渋滞もあって、帰宅したのは13:20頃だった。雨を恐れてiPhoneの充電をしなかったことや、バッテリーの節約のために画面を消していたことで、3つのトラブルが発生。

  1. バッテリー残が少なくなったため、ログが途中で停止
  2. 13時を過ぎていることに気づかず、自宅に連絡していなかった
  3. 昼ごはんがいるのかどうかわからず、ヨメさんがおかんむり

特に3は大問題だった(^_^;)。

 

■コースマップ


※途中で計測終了

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/07/21 6:11:01
 完了: 2012/07/21 13:18:44
 バイクタイム: 3:33:04
 停止時間: 2:28:27
 距離: 68.54 km
 平均スピード: 時速 19.30 km
 最高スピード: 時速 76.72 km
 登り: 1887 メートル
 カロリー: 1628 kcal
 ※途中で計測終了

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 83.0 km
 消費カロリー:2932kcal
 計測時間:6:42:43
 平均心拍数:128
 最大心拍数:185
 平均速度:20.1km/h
 最高速度:54.5km/h
 平均ケイデンス: 78
 最大ケイデンス:116
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:4:26:55
 ターゲットゾーン内時間:1:10:01
 ターゲットゾーン以上時間:1:05:47
 走行時間:4:07:01
 累計走行距離:4158.3km(2010年12月10日より)

 

■本日のフォトアルバム

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四代目は 夏に吼えるか 猛虎號 [新フレームオーダー]

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スチール製オーダーフレームの愛車「猛虎参號」には、気が付けば20年間乗り続けている。メーカーランドナーの「猛虎壱號」が1年ちょい、初めてのオーダーフレーム「猛虎弐號」が2年半で乗り換えていたので、猛虎参號も3年くらいで乗り換えだろうと思っていたが、どうしてどうして。

製作当時は入門クラスのロードレーサー(当時はロードバイクという呼び名は無かった)なんかには負けない軽さだったし、700C車輪を採用してファストライドからダート走行まで幅広い用途に使えるように設計したので、多少乗り方が変わっても乗り換える必要がなかった。

10年も経つとさすがに世間一般の自転車と比べて見劣りするようになったし、ノリクラへの参戦を始めて、軽い自転車が欲しくなった。当然、乗り換えも考えたが、すでに結婚して子供もできていたので金銭的余裕はなく、少ない予算で購入できる自転車ではスペックが気に入らないし、アルミやカーボンのロードバイクは一様に乗り心地が悪くて、とても乗り換える気にならなかった。もちろん、ノリクラ専用に1台購入するなど到底不可能。

結局、今に至るまで使い続けることになったが、さすがにこの数年は限界を感じていた。フレーム各所の塗装が劣化して剥がれだし、剛性不足も感じてきた。自分のスキルが上がって剛性不足を感じるようになったのならうれしいが、恐らくは通勤等に使用している他の自転車との比較で感じるようになったのか、ひょっとするといくらスチールといっても20年の酷使でさすがに「ヘタリ」が起きている可能性もあるだろう。

そんなこともあって乗り換える自転車を何にするか考えていたが、昨年辺りから次の自転車もスチールオーダーフレームにしようと決めた。お金に糸目を付けないなら他の素材でもっと軽くて乗り心地の良い自転車はあると思う。とは言え、子持ちのお父さんが現実的出せる金額を考えると、入門クラスのロードバイクがせいぜい。一方、スチールフレームなら丈夫で長持ちするし、これ以上流行遅れになる心配もない。なにより、オーダーフレームなら、自分好みの世界でただ一台の自転車を創り上げることができる。

DSCF3069 ただし、スチールでありさえすれば良いわけではない。猛虎参號以外にも、同じタンゲNo.2で組んだ吊るしのロードレーサー(LIBRA号)を持っていたが、乗り心地はまるで違った。剛性が高く、確かに早く走れるのだが、長距離走ると疲れきって余力が残らない。少しでも早く走ることが目的にしたレース本番ならそれがよいのだろうが、長距離走るメインバイクにするには至らなかった。

一方、猛虎参號は平地のダッシュなどで剛性不足を感じることもあるが、不思議と上りではそれを感じない。元々低トルク高回転型のペダリングスタイルだし、フレームがたわみ、元に戻るリズムを身体が憶えていたのだろう。何より長距離を走った時の疲労感が軽く、ツーリングなどでは走行後の重要行事である反省会(宴会とも言う)にも、余力を残して参加できる。

いずれにしても、設計やビルダー次第で全く同じスチール素材でも、全く別物になることは体感している。最近のスチールバイクブームではその辺の事情を無視して「スチール=乗り心地が良い」とひとくくりにされている傾向があるので、警鐘を鳴らしておきたい。

余談はさておき、用途ごとに自転車を用意するのが難しいので、1台で多用途に使える仕様を今回も引き継ぎつつも、猛虎参號よりはややレース志向にシフトさせて、オンロード専用にすることにした。腰痛持ちとなった今となっては、ダートで押し担ぎをする機会も当分無さそうだし。

4月に猛虎参號で転倒し、継続使用に不安を感じたこともあって、フレームの新調を急ぐことにした。猛虎参号は学生時代に埼玉のビルダーさんに作ってもらったが、遠すぎて現行車を持ち込んで相談するのが難しい。大阪近辺で顔を合わせて相談できるビルダーさんがいないかと思っていたが、今のところ顔見知りの方もいない。唯一接点があったのがfacebookで友達になっていただいた吹田の自転車工房エコーの 店長、唯陸奥男さん。

ブログやfacebookで次々と公開されるフレームは、型にはまらずユニークなものに思えたし、エンスーな床の間自転車ではなく、「乗って楽しい」親しみやすい仕様の自転車が多かった。

ルネルスやTOEI系のラグジュアリー自転車も決して嫌いではないが、当面そんなものを作って活かす余裕はない。床の間自転車は老後の楽しみに取っておいて、今はとにかく気を使わずにガンガン走れる自転車が欲しい。そんな私の希望にも合うように思えたし、facebook友達になったのも、何かの縁。「訪問して相談したい」とは言ったが、即日オーダーする気で連絡した。

m4ordersheet1m4ordersheet2 勝手にまとめたオーダーシート(1,2)と構想メモを持ち、猛虎参號に乗ってエコーさんに押しかけたのが7/8(日)。直接お会いするのは初めてだったが、唯さんはにこやかに迎えてくれた。

120708_131318ニュータウンの一角にあるご店舗は10年になるとのこと。一般車もスポーツ車も扱われている比較的小規模な店だが、すっかり地域に根付いておられるようで、次々と常連さんや修理客がやってくる。

120708_102414 店内の一角はフレーム製作用の治具が据え置かれた工房があり、見本代わりのフレームや完成車も展示されている。唯さんやお客さんの手によるプラモデルや、ウクレレも展示されており、根っからモノ造りが好きなお人柄が伺えた。

来客の合間に相談を進め、基本的な希望を伝えていった。

  • 普段はリアキャリアと大型サドルバッグ、マッドガードを装着してトレーニングやツーリングを行い、ヒルクライムレース参加時には上記装備を外して軽量化する(レース時のみフォークをカーボン製に交換することも検討)。
  • 700Cホイール、サドルバッグ用キャリアという仕様は現行フレーム同様。ただし、使用目的はツーリング主体からレース(とトレーニング)寄りに少しずらす。ヒルクライムレースを早く上れる軽量化と剛性向上を実現したい。スモールサイズのサイドプルブレーキの調整幅を目一杯活かすクリアランスに設定して、700×23Cタイヤ使用時にマッドガードを装着したい。
  • 現行フレームよりキビキビ走れる「軽量化と剛性向上」を希望。ただし、他の新素材でなくスチールにこだわるのは、乗り心地の良さと、寿命の長さ、飽きの来ないスタイルが魅力だから。従って、ただ単にガチガチの剛性にするのではなく、ツーリングでも使いやすい、ほどほどの剛性にお願いしたい。既製品で言えばロングライド用ロードバイク的な乗り味を希望。
  • 長く乗り続けたいと思っているので、今後もパーツ供給が途絶えることがない標準的な規格を基本としたい。

かなりわがままな要求であるが、唯さんは前向きに検討していただき、猛虎参號を採寸して比較しながら話を詰めていった。オーダーシートには一応の寸法を記入しているが、素人がロングライド系ロードバイクの既成品を参考に考えたものなので、強いこだわりはないことをお伝えした。

ヘッドについては現在主流のオーバーサイズ(1-1/8インチ)インテグラル化を狙っていたが、ヘッドパイプ以外とのバランスを考えてノーマルサイズ(1インチ)にすることに。アヘッド化のみ果たすことにした。

唯さんが主に採用しているのは台湾パイプメーカーエコーのクロモリチューブ。唯さんによると熱処理施した「ストロングライト」パイプを採用しても、軽量化効果は限られるし、薄すぎて凹みやすいというデメリットもあり、価格増に見合うだけのメリットを実感しにくいとのこと。多くの場合スタンダードパイプで製作されるようだったが、坂好きとしてはやはり少しでも軽いものにしておきたい。ここはわがままを通して、ストロングライトパイプを採用することにした。

ラグについては猛虎参號同様にイタリアンショートポイントのつもりでいたが、こんなのどうです? と唯さんが見せてくれたのがコンチネンタルカットのシートラグ。ロストワックス製で、集合ステーの受けがあるタイプ。残り少ない在庫だそうだが、せっかく高価な焼入れパイプを使ってくれるから、とのこと。高級感が増す思いがけないプレゼントを、ありがたくお受けすることにした。

その他、リアキャリアやマッドガードの装着方法について色々話したが、最終的には現物合わせということで、唯さんにお任せした。

塗装については、イエロー一色で考えていたが、当初覚悟していた予算よりは安くつきそうなので、ブラックを交えた2色構成を検討することを考えている。具体的にどう塗り分けるかはフレームを作製している間に検討することにして時間をもらった。

私を知る人はおわかりだろうが、これはもちろん阪神タイガースカラー。他にない自転車を実現する私なりのやり方だが、大阪以外のビルダーさんには頼みづらいし、大阪でも自転車にプロ野球の要素を持ち込むことを嫌う方もあるだろう。

そんな私のふざけた要望も、唯さんは笑って受け入れてくれた。というか、唯さんと常連さんが、
「白をベースに青と赤と、あとは黄色を入れるんだったけ」なんて話をしており、
「?」となった私に
「実はこれが78号機なんですよ」
 ますます「??」な私だったが
「ガンダムですよ」

そうそう、初代ガンダムの型式番号はRX-78なのだ(笑)。うーん、タイガースカラーにしてしまっていいのだろうか? ちなみに百号機(百式)はお店の展示用に作製し、金色になる予定だそうです。

大まかなプランを決定したところで失礼したが、気が付けば約3時間の滞在。オーダー以外の自転車談話でも盛り上がり、時間を忘れてしまっていた。

その後も細々した確認作業をやり取りしながら、進行していただいている。フレーム製作に1ヶ月かもう少しかかるそうなので、それまでにカラーリングを決める必要がある。塗装を終えて完成するのは1ヶ月半後くらいだろうか? 例え早めに完成したとしても、組み付けや、ポジション合わせ、そして慣れるための時間を考えると、今年のノリクラに新車『猛虎四號』で参戦するのは止めておいたほうが良さそうだ。

来年のノリクラに向けて、1年かけて完成度を高めていこう。

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坂稽古 初めた夏の おわり坂 [娘のヒルクライムトレーニング]

昨日の自分のトレーニングに続いて、今日は娘のトレーニングに出かけた。ノリクラ本番まであと1ヶ月半だが、娘は5/19に滝谷ダムに行っただけでトレーニングらしいトレーニングをしていない(^_^;)。私も自分のトレーニングで疲れきってなかなか娘に付き合ってやれなかったが、三連休の今週がチャンスと機会を作った。

とは言え、今日も猛暑が予想されるので、午前中のなるべく早くに走りを終えたい。車で遠出すると移動時間が惜しいので、自宅出走帰着で8:45過ぎに走りだした。

走りだした時点ですでにかなり暑い。今後のために河内長野方面に向かって、どこまで進めるか試してみるのが今日の目的のひとつだったが、やはり娘のペースは遅くあまり遠くまで行けそうにない。そこで西高野街道の急坂、「おわり坂」をメインディッシュに決定。

120716_091212 なるべく車の少ない間道を繋いで進み、こんな田んぼの中を通る道も。もう空が青くて、雲が白くて、ムチャクチャ暑い。二日続けての猛暑ライドで、私の方がしんどいくらいだ。

120716_093008 ダラダラ坂を上って、9:30頃にはおわり坂の上にたどり着いた。遠くに和泉山脈を見晴らす、なかなかの景色。まずは、この急坂を下る練習。ノリクラ出場2回目の今年は、ロードバイクで出場するので、特に下りが心配なのだ。300メートルほどの短い坂ながら、娘はロードバイクで10%超えの坂を下るのは初めてなので、かなり怖がっている。

120716_093408 ハンドルの下を持って、前7後3の力でブレーキをかけることや、腰を後ろに引くことなどをレクチャーして、「そら行け!」と送り出した・・・が、一度戻ってきた。坂の緩いところで体勢を整えてから、再挑戦。へっぴり腰でキャーキャー言いながらも何とか下っていく。

120716_093656 無事坂を下りきって、ひと安心。ムチャをする性格でもないし、休憩を取りながら下れば大丈夫そうだ。さて、今度は上り返し。下から見上げると慣れない娘には壁のように思えるだろう。

120716_093848 ギアを一番低くして、スタート。多少ふらつきながらも、何とか上って行く。

120716_094038 足をつくこともなく坂の後半まで来たが、さすがにキツそうで「もうムリ」と言い出した。「後少しや。ガンバレ!」と前に目を向けさせると、娘も必死で頑張り、なんとか上り切った。正直な所、ノリクラ本番よりはるかに急傾斜のこの坂を、ロードバイクで上り切れるとは思っていなかった。失敗したところで「もっと練習せな順位を上げられへんで」と言い聞かせるつもりだったが、うれしい(?)誤算だった。

120716_094812 本日のメインは終了したが、そのまま引き返すのもつまらないし、木陰のある緑道を狙って、帰路は泉北ニュータウン方面に向かうことにした。別の急坂を下り、おわり坂の前を通って狭山ニュータウンを上って行く。

120716_101208 市境のトンネルくぐっ堺市に入ると泉北ニュータウン。晴美公園でようやく歩行者自転車専用の緑道に入ったが、ここに至るまでの道が暑かった。

120716_102408 緑道の木陰で休憩しておやつを食べた。娘もご満悦。

120716_102922 娘のロードバイクは、ご近所の自転車愛好家からお借りしているGIOSの24インチジュニアロード。リア7速と少し前の型ではあるが、昨年は子供用マウンテンルック車(CTB)で出場したことを思えば、雲泥の差の性能だ。昨年お借りしてから、油が固着していた各部品をクリーニングしてグリスアップし、ヒルクライム用にリアのカセットコグをワイドのものに交換。補助ブレーキレバーを追加したり、チェーンやワイヤー等を交換して整備してきた。

交換用のタイヤも調達済みだが、どうせトレーニングで1回くらいパンクするだろうと、古いタイヤを再接着(チューブラです)していた。ところが、今日前輪が変形していることに気づいた。やっぱりケチって古いタイヤを使うのは危険だ。とっとと交換しよう。

120716_105006 泉ヶ丘駅近辺からは、また一般道に出て家路をたどる。主に下り基調ではあったが、暑くてツライ。水分は充分に摂っているが、二日続けての酷暑ライドに、私のほうがへばってきた。娘に気を遣いながらなので、余計に疲れる。

帰宅は11過ぎ。シャワーを浴びて、ストレッチをしていたらそのまま眠り込んでしまった。まだ身体が暑さに慣れていないので、疲れやすいのだろう。私と娘のトレーニングを連日行うこのパターンは、なかなか厳しい。

今日はいつものCyclemeterでなく、runtasticでログを取ってみた。まだ、設定等がわからないところが多いが、専用サイト上でトレーニング記録を管理できたり、色々面白い機能もあるようだ。

 

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

runtasticの記録 http://www.runtastic.com/
 日付 2012.7.16
 スタート時間 08:47
 時間 2:12:15
 カロリー 385 kcal
 距離 20.22 km
 ルート –
 ペース 6:32 min/km
 気温 32.0 °C
 高度 203 m | 203 m
 天気 晴れ
 路面 ロード
 気持ち まぁまぁ

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 21.9 km
 消費カロリー:—-kcal
 計測時間:2:12:10
 平均心拍数:—
 最大心拍数:—
 平均速度:14.6km/h
 最高速度:35.3km/h
 平均ケイデンス: 61
 最大ケイデンス: 89
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:-:–:–
 ターゲットゾーン内時間:-:–:–6
 ターゲットゾーン以上時間:-:–:–
 走行時間:1:30:11
 累計走行距離:4075.2km(2010年12月10日より)
  ※心拍計不使用

 

■本日のフォトアルバム

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紫陽花も盛りを過ぎて梅雨の果て [和泉葛城山神通ルート]

 三連休初日の昨日は雨がちの天気だったので、息子の自転車を両立スタンドに付け換えたり、ヨメさんの自転車に後カゴやLEDダイナモライトを装着したりと、主に一般車の整備で一日を過ごした。

 仕切り直しの今日はまずまずの天気予報と思ったが、大阪府も北部では結構な豪雨が降っているようだった。今日も蒸し暑いことが予想されたので、早朝5:40出走。ホントは昨日自分のトレーニングを済ませて、今日は娘のトレーニングの予定だった。トレーニング不足の娘も心配だが、自分のトレーニングを優先させてもらった。

 走り出したは良いが、身体がだるく、足も全然回らない。昨日の整備が良くなかったのか、腰にも痛みがある。長距離の峠連チャンは厳しそうなので、今日は先々週雨でお流れになった和泉葛城山に向かい、上り一本のみにすることにした。

120715_062014 と言っても、激坂コースを上る気力もないので、一番傾斜が楽そうな神通ルートで上ることにした。多少は距離も走ろうと、ちょっと遠回りして横山からR170旧道に入ったが、その直前の低い峠からは和泉山脈方面が雲に覆われているのが見えた。

 嫌な感じの雲だが、平地は雨の気配もなく晴れ間も増えてきた。ひとまずは前進を続ける。今日はかなり西から上るので、まだ時間もあるし・・・。

120715_064706 内畑町の交差点手前。ここを左折すれば、一番近い和泉葛城山のヒルクライムコース「牛滝ルート」に向かう。先々週は牛滝ルートは通行止めとのことだったが、今日はどうだろう? できれば下山ルートとして使いたいのだが。

 ちなみに、前方の頂上に電波塔が見える山が神於山。ここにも短いながら上りがいのあるヒルクライムコースがあるそうだ。いつも横を通り過ぎるばかりなので、いつか上らなければ。

120715_070040120715_070125120715_070138 神於山を過ぎて貝塚市に入っても、和泉葛城山方面は黒雲に覆われている。iPhoneで雨雲レーダーを見てみると、強くはないが、雨雲がこれからやってくる予報。和泉葛城山は周りが晴れていても雨が降る事が多いので心配だが、とにかく進める限り進んでみることにした。

 R170を離れて間道を経由して府道62号線に入り、和泉山脈に向かって上り始める。この頃から直上の空は晴れているのだが、時折り細かい雨がパラつき出した。かなり気温が上がってきたので、今のところはありがたいミストシャワーといった程度だが・・・。

120715_074244120715_074227120715_074242 心配になり、和泉葛城山に至る「犬鳴山ルート」の入口、犬鳴山不動に向かう橋で停車して、雨雲レーダーを確認。先程より雲が少なくなり、天気が良い方へ予報が変わっていた。これなら大丈夫だろうと、前進再開。

120715_075244 犬鳴山温泉でトイレに寄りがてら小休止。ついでに猛虎参號の写真を撮っておく。主力機として使用するのも後わずかだ。

120715_080936120715_080613 府県境を越え、いよいよ神通ルートのスタート地点、神通温泉に到着。一応和歌山側からの上りとなるが、府道62号線はこの先もピークの池田隧道まで上って行く(通称犬鳴峠)。

120715_081024 分岐に「林道紀泉高原線・起点」のプレートが設置されていた。今日は通称紀泉高原スカイラインと呼ばれるこの林道を全走するつもり。

120715_080644 iPhoneの高度計アプリで標高を見ると249m。

120715_081446 8:10頃スタートしたが、この所の大雨続きで川が氾濫したようで、路面はあちこちで土が流れてかなり荒れている。寝起きより多少調子は上がってきたとは言え、傾斜も結構キツく、全力アタックできるほど元気もない。都合、たらたらと上って行くことになった。

120715_082452 上るうちに、時折りパラついていた雨が、だんだん強くなってきた。悩むところだが、最悪しばらく雨宿りしていれば止むだろうと上り続けた。

120715_083456iPhoneは防水処置を施しているので雨でも安心(台所用ラップでくるんでいるだけですが(^_^;))。

120715_084536 幸い、「粉河ルート」との分岐に至る頃には雨は止んだ。

120715_085156120715_084943 ようやくハイランドパーク粉河に到着。ここからはアップダウンを繰り返しながら、
尾根筋を進んでいく。

120715_090824120715_091731 コンクリート舗装の急傾斜まであるので、尾根筋だからといって気は抜けない。ヒイヒイ言いながら、9時過ぎにようやく標高841mの和泉葛城山頂付近に到着。タイムは51分38秒。

120715_091140120715_091230 今日は岸和田ツーリングクラブの掲示板に、初めて記帳した。山頂に設置された掲示板は、足自慢のライダー達が記録を残している。以前は山頂にあった売店に設置されていたので、何となく記帳しづらかったが、最近売店が廃業してしまったようで場所が移動していた。売店がなくなったのは残念だが、何も買わなくても記帳をしやすくなった。

120715_091506 山頂は曇っており、風も強いので汗と雨に濡れた体が寒いほどだが、紀の川方面を見下ろすと下界は晴れているようだ。

120715_093846 東屋で小休止していたら、そばの紫陽花が目に入った。すでに盛りを過ぎて、枯れた花が目立つ。雨に悩まされる日が続いているが、今日も平地では暑く、梅雨明けも間近だろう。

120715_094046 山頂からさらに先に進むと、ひと下りした先に「中尾ルート」と「牛滝、塔原ルート」が別れる分岐にロータリーがある。ここに「林道紀泉高原線・終点」のプレートが設置されていた。これで通称紀泉高原スカイライン全走。

120715_094440 牛滝ルートを下ろうとしたが、通行止めの表示が道を塞いでいた。やっぱりまだ復旧していないようだ。仕方がないので塔原ルートを下った。怪しい雲行きながら、次々自転車が上ってくる。さすが三連休というところか。

120715_100858120715_101106 塔原まで降りてくると、すでにかなり暑い。府道39号線に入り、岸和田射撃場のある間道を抜けて東に向かい、牛滝ルートへ向かう府道40号線に入ると、何組もロードバイクの集団に抜かれた。こちらはもう疲れきって、のんびりマイペースでしか走れない。しかし、牛滝ルートが通行止めでは、結局牛滝温泉までのピストンコースになるだろう。ロードトレーニングとしては物足りないようにも思えるのだが、通行止めを知らないのだろうか?

120715_101902120715_101711 私は大沢町から間道に入って、さらに東に横滑り。ここもかなりの急坂なのだが、和泉葛城山の後だとゆるい坂に感じる。

120715_102214120715_102230 切通しの峠にお地蔵さんの祠がある。道は細いが地元の人はよく利用するのだろう。

120715_102710 春木川で府道226号線に入り、ここから北進。川沿いに下る道沿いに地元の方が花を植え、景観が良い。

120715_104304 往路で通ったR170旧道と交差して、松尾寺経由で家路をたどる。途中の黒石町付近から振り返ると、和泉山脈方面も晴れていた。最後は暑さにへろへろになりながら、11:20頃帰宅。和泉葛城山1本だったのに、思ったより時間がかかった。

 体調も今ひとつだったし、まだ暑さに身体が慣れていないので、ペースも上がらなかった。暑さに関しては、これから走りこんでいくしかない。梅雨が明けたら本格的に頑張らねば。

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/07/15 5:40:59
 完了: 2012/07/15 11:22:31
 バイクタイム: 4:15:51
 停止時間: 1:25:29
 距離: 81.51 km
 平均スピード: 時速 19.12 km
 最高スピード: 時速 49.74 km
 登り: 1541 メートル
 カロリー: 2057 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 84.1 km
 消費カロリー:2824kcal
 計測時間:5:41:23
 平均心拍数:122
 最大心拍数:176
 平均速度:18.9km/h
 最高速度:47.9km/h
 平均ケイデンス: 71
 最大ケイデンス:109
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:3:40:26
 ターゲットゾーン内時間:1:14:56
 ターゲットゾーン以上時間:0:46:00
 走行時間:4:26:02
 累計走行距離:4053.2km(2010年12月10日より)

 

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