藤色の 首飾り掛け 山萌える [竹内峠-水越峠-おわり坂]

130512_084848 昨日土曜日は雨と同僚の結婚式で走行不可。そこで本日、先日再組立した猛虎四號の試走を兼ねて、トレーニングライドに出かけた。

 6:15頃自宅を出走。昨日のお酒も残ってるだろうし、試し組み段階の猛虎四號に不安もあるので、と今日はまず竹内峠を目指した。久々の猛虎四號はよそよそしく、付けたばかりのコマンドシフターにも戸惑う。それでもロードバイクに近いスケルトンの猛虎四號は変速系がほぼ新品なこともあって、レスポンスが良くキビキビ走る。再装着時に調子の悪かったCS200も、特に何もしていないのにちゃんとケイデンスも拾っている。

130512_070108130512_072026 結局夕方まで残った昨日の雨で、まだところどころ路面も濡れており、リアマッドガードの装着作業が間に合わなかったことが悔やまれる。晴れているのだが霞んでいて、視界が開けない。石川を越える橋から行く手を見ても、真っ白で山は見えない。

 六枚橋東交差点から旧道(竹内街道)に入り、竹内街道の石碑で撮影してから軽くアタック。

 コマンドシフターのシフトアップ・ダウンの方向が身に付いていないこともあるのだが、急坂ではシフターが妨げになってこれまでと同じような握り方ができないことに戸惑う。装着位置などで改善できるのだろうか? とは言え、バーテープの下なので、そうそう気軽に位置を変えることもできない。

 それでも、(当たり前だが)やはり手元変速はメリットがたくさんある。急坂で手を離さずに変速できることで、気軽にシフトチェンジできる。ダンシングしながら変速できることも、大きなメリットだ。また、小さなことだが、リアを一気にシフトチェンジした際に、フロントディレーラーのプレートにチェーンが当たらないように調整する作業が非常に楽。この調整をできるだけ減らすために、これまでフロントディレーラーをやや上よりに装着して、横幅の広い部分にチェーンを通すようにしていた。この調整が苦にならないなら、変速性能を最優先したもっと低い位置に装着してもよいかもしれない。

130512_072246130512_073752 色々考えながら竹内街道を上り、道の駅近つ飛鳥の里太子付近でR166に合流。さらに登り続けて、六枚橋東交差点付近から13′27″で竹内峠に到達。時刻は7:30頃。純ツーリング車の猛虎参號と比べると、やっぱりスイスイと上れる。

 この頃から、白っぽかった空が次第に青くなって来た。身体も思ったより調子が良い。二日酔いがないという意味で、スキルが上がっている訳ではないが・・(^_^;)。

 

130512_074958130512_075014 そんな訳で上り返しもう一発くらいは行けそうなので、奈良側に下る。

 交通量の多い県道30号線を避け、竹内街道から長尾街道へ入り、南下。

130512_081120130512_081832 さらに葛城の道や近畿自然歩道などを交え、地図を見ながら適当に南下して行く。ジグザグとアップダウンの非効率な道筋だが、交通量が少なく、朝の清々しい空気の中で気持ちがいい。

 今越えてきた二上山や葛城山は、まだ雲というか朝もやというか、白いものをかぶっているが、上空は青空にまってきた。

130512_082142130512_082518 しばらく、集落や田畑の間の小径をたどっていたが、ダート出現。雨上がりだし、リアマッドガードがない状態なので、県道30号線に復帰。

 下り基調だったので、そのまま一気に進んで水越峠の入口、名柄交差点に到達。

130512_082902130512_084506 ちょっと先の郵便局のある地点から旧道に入る。先週と同じ場所だが、ここからちょっと気合を入れたアタック開始。

 つづら折りが続く峠道は先週と同じく厳しいものだが、やはり猛虎四號は比較的スイスイ上って行く。

130512_084858130512_085844 もはや雲はほとんどなくなった空は、真っ青な五月晴れ。雨上がりだけあって山々のコントラストはより際立ち、黄緑の木々の間に、ところどころ藤の花の色が挿している。気温が上がり、汗が吹き出すが、気持ちのいい風景だ。

130512_090340130512_090545 水越峠には27′05″で到着。先週が33′43″だったので、かなりのタイム短縮。先週は標高の高い金剛山を越えた後だったので、単純に自転車だけのことではないだろうが、コマンドシフターを装備した猛虎四號の実力もかなりのものだ。

 今週も峠の清水でのどを潤したが、その間にも次々自転車が上がってくる、ハイカーの姿もかなり多く、道の片側は駐車車両がずらり。

130512_091540 一息ついてから大阪側に下りはじめたが、スピードは上げず、そろそろと下る。実は二週続けて水越峠に来たのには訳がある。先週の件でサドルバッグのポケットを閉め忘れており、ダウンヒル途中でタオルハンカチを落としてしまっていたのだ。どうせもらい物だし、先週はかなり消耗していたので、わざわざ引き返すこともないかと置き去りにした。

 一週間放置していたので、ダメ元ではあったが、途中で無事に発見。泥だらけだが、洗えば充分使えるだろう。

130512_100454130512_100020130512_100100  帰路はR309から府道202号線に入る、低い峠をいくつか越えるルートだが、今日はまだ体力に余裕があり、勢いで突破。それでもちょっと物足りないので、最後に西高野街道の難所、おわり坂を上って行くことにした。

130512_100344130512_100536 その名も、おわり坂交差点から北西側に向かって立ちはだかる急坂。距離はわずか200メートルほどなので、これ1本なら余裕だが、いくつも峠を越えたあとではなかなかタフな坂だ。

 iPhoneで中盤の傾斜の一番キツそうな所を計測したら、82度の表示。90度から差し引いて8度なので、道路勾配に換算すると14.1%ということ。

130512_100702130512_101002 急坂を上って気付くのは、猛虎四號はヒザがハンドルに当たりやすいということ。ハンドルリーチの長い(=ステムの短い)参號の方がドロップハンドルのフラット部分が近いはずなので不思議。参號はハンドル位置が高いせいだろうか、今度検証しなくては。

 思ったより歯ごたえなく登り切ったが、振り返ると坂の上からは周囲を見下ろすいい風景。坂の反対側はゆるい下り坂になっている。もみじの若葉の紅が美しい旧宅もあり、旧街道らしい風情。

130512_101118130512_101136 しばらくはこの西高野街道を下って行き、ここは西高野街道と天野街道の分岐点。「右あまの(天野)、左かうや(高野)」と掘られた石碑も立っている。

 自宅には10:30頃帰着。体力的にはまだ余裕があり、もう少し足を伸ばせば良かったかとも思ったが、慣れないコマンドシフターの操作のせいだろうが、親指や人差し指の付け根がかなり疲れているし、腰も痛みが出てきた。明日は仕事だし、午後には猛虎四號に手も入れたい。こんなものだろう。

 

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2013/05/12 6:14:41
 完了: 2013/05/12 10:33:52
 バイクタイム: 3:00:32
 停止時間: 1:18:32
 距離: 62.69 km
 平均スピード: 時速 20.83 km
 登り: 1816 メートル (より正確と思われるルートラボは1144mを記録)
 カロリー: 1524

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 63.3km
 消費カロリー:2266cal
 計測時間:4:19:04
 平均心拍数:128
 最大心拍数:179
 平均速度:20.0km/h
 平均ケイデンス: 78
 最大ケイデンス:112
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:2:38:28
 ターゲットゾーン内時間:0:50:54
 ターゲットゾーン以上時間:0:49:41
 走行時間:3:10:15
 累計走行距離:5525.5km(2010年12月10日より)

 

■本日のフォトアルバム

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