ハートレートモニターについて

【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】

坂虎070817-01 昨年末にハートレートモニター機能を持つサイクルコンピューター「Polar CS200cad」を購入した。多少不満な点もある(後述)が、ともあれトレーニングに利用している。
 昨日8/16に、鍋谷峠直前でスパートをかけて最高心拍数を久々に計測した。体調の落ちている現状での心拍数を再計測したのだ。結果は185。191まで上がっていた以前の記録と比較すると、やはり能力が低下している。寝起きの平常心拍数も、以前の50から54に上がっていた。各々は計測誤差の範囲内かもしれないが、両方の数字が悪化しているのは間違いないようだ。
 以前サイクルスポーツ誌に載っていた計算式で、あらためて算出すると、下記のようになる。
※最大心拍数(185)-平常心拍数(53)=基本心拍数(132)
・基本心拍数× 50%+平常心拍数(回復走下限心拍数)=119
・基本心拍数× 60%+平常心拍数(回復走上限/LSD下限)=132
・基本心拍数× 75%+平常心拍数(LSD上限/糖消費・効率向上下限)=152
・基本心拍数× 80%+平常心拍数(糖消費・効率向上上限/糖消費・出力向上下限)=159
・基本心拍数× 85%+平常心拍数(糖消費・出力向上上限/TTレベル下限)=165
・基本心拍数× 90%+平常心拍数(TTレベル上限/耐乳酸性向上下限)=172
・基本心拍数×100%+平常心拍数(耐乳酸性向上上限)=185
 基本はLSD上下限の間(60~75%)を保って、最低3時間、理想を言えば5時間以上休まずに、走り続けるLSD(ロング・スロー・ディスタンス)トレーニング。とは言え、平地でも、アップダウンのあるコースでも、この心拍数を維持するのは以外に難しい。ちょっと油断すればすぐに心拍数は下がり、自分いかに楽をしながら走っていたかよく分かる。
 実のところ、4月にハートレートセンサーを紛失して、3か月以上ただのサイクルコンピューターとして使用していた。そもそも、週一回短時間のトレーニングでは、効果的なトレーニングメニューを組むのは難しく、結局漠然とLSDトレーニングをしていることが多かった。当然、目に見える効果がなかなか出ていない。
 やはり、ツールはあくまでツール、活用するもしないも本人のやる気次第ということだろう。これからの課題だ。
 さて、最初に書いた「不満な点」だが、一番困るのは『誤動作』だ。私の持っている物だけなのかわからないが、走行中にスピードセンサーが動作しなくなり、速度ゼロを表示することがよくある。たいていは数秒~数十秒で勝手に復活するが、数分そのままのこともある。特に低速時や寒い日には起きやすいようだ。ホイールマグネットをキャットアイの強力なもの(コードレス用)と交換して少しは軽減したようだが、やはり数分~数十分おきに発生する。恐らくは計測記録にも影響しているだろう。
 それと、最大心拍数が230だの250だのとんでもない数値を示すことがある。最初は不整脈でも検知しているのかと不安になった。本当に心拍数250だったら、ものすごい運動能力だ(^^;。最近わかったが、電車の線路や変電所のそばを通ったときに、数値の異常が発生するようだ。高圧電流の電磁波が影響しているのだろう。
 それ以外にも、グローブをした指では操作しづらいスイッチや、ラバーバンドやナイロンストラップを用いた高価な割にチープな取り付け方法などなど、キャットアイ製品などと比較すると使い勝手の悪い点がある。
 一般的には、ハンドルバーの上で広い幅を必要とする本体の取付けアタッチメントも、使い勝手が悪いだろう。純粋にレース用ならいいが、ライトなどをアクセサリーを取付るために、ただでさえハンドルバー中心付近は取り合いだ。
 ただし、私の場合はハンドルバークランプが分離しない(クランプボルトが1個だけ)旧式のステムを使用しているため、ステムをまたいでハンドルバーの中心に取り付けることができた。たまたまアタッチメントの幅の広さが幸いした訳だ。

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