2017ノリクラ参戦記・受付日
今年も「ノリクラ」がやってきた。昨年までは「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」という大会名だったが、今年から「全日本」が取れ「マウンテンサイクリングin乗鞍」になったようで公式ウェブページのアドレスも変わった。JCAの主催イベントではなくなって、過去のリザルト等の情報が引き継がれず、参加費もさらに上がってしまった。残念なことも多いが、何はともあれ大会が松本市を中心とする実行委員会に引き継がれて、開催されたことはありがたい。
今日は受付日のため、借用した社用車で早朝5時に堺の自宅を出発。雨が降ったり止んだりの出だしは幸先が悪いが、朝のうちに雨雲は南下して次第に回復する予報。チームCARACLEメンバーをピックアップするべく、まずは住吉区のF永さん宅に向かう。
ここで落ち合ったN岡さんが、ずぶ濡れで登場(^_^;)。自転車は前日のうちに積み込んであり、スクーターでやってきたが、途中で土砂降りに遭ったとのこと。
F永さんとN岡さんを乗せて、さらに東淀川区でT田さんをピックアップしてチームCARACLEの参加メンバー4人が集合。第二京阪道に乗って東へ向かう。
名古屋経由で中央道に入り、恵那ICで降りていつもの和菓子屋に寄り、国道19号線で木曽川沿いを北上していく。今回は大きなトラブルもなく進行したので、途中で奇岩の立ち並ぶ「寝覚の床」に立ち寄った。すでい長野県に入っているとは言え、例年になく涼しく、天気も快復してきた。
ボルダリングも嗜むN岡さんを煽って岩を登るポーズを取ってもらった。高い絶壁を登っているように見えるが、実は画像のすぐ下は地面で数十センチの高さ。
そうこうするうちに昼時になったが、ここ3年立ち寄っている木曽福島の蕎麦屋は1時間待ちとのことで、先に進んだ。藪原駅のそばで県道26号線に入り、山中に入る前の最後のスーパーで買い出して、境峠を越えて松本市に入った。
そばの里奈川にたどり着いたのは、すでに13時過ぎ。地元奈川産の玄蕎麦を使用しているとのことで、温かいとうじそばが名物だが、夏場なのでざるそばにした。ちょっと待ったが、打ち立ての蕎麦はなかなかのものだった。
関西在住のノリクラ仲間5人も別の車で乗鞍に向かっていたが、彼らも木曽福島の蕎麦屋を諦めて、こちらに来るとの連絡が入った。店の方にあと20分位で仲間がやってくることを伝えたら、追加で蕎麦を打ってくれた。
仲間を待つ間にやってきたのが、このブロンプトン。先ほど車で追い抜いたので気になっていたが、内装変速ハブだけ(?)なのに、境峠を越えて追いついて来た。聞くとこの方もノリクラ参加者で、自走で乗鞍に向かい、明日はこれで出場されるとのこと。
私のブログを見てくれたとのことで、明日は折りたたみ小径車同士、お互いに頑張りましょうとご挨拶。ひと息入れたら、すぐ出発していかれた。
14時近くになって仲間が到着し、彼らもようやく昼食にありついた。再会して早々だが、宿でまた会うので我々は先行することにした。
上高地乗鞍スーパー林道に入ると何組もの自転車乗りのグループが走っていた。軽装な人ばかりで、自走というより試走の模様。
ところが、先ほどのブロンプトンの方は乗鞍に着くまで会うことがなく、仲間といくらなんでも早すぎるなあと首をひねった。このルートで乗鞍に向かうと言っておられたし、どこかで気付かずに追い抜いたのか?
我々が乗鞍(高原温泉)まであと少しのところまで来ている頃に、友人A本はひと足先に乗鞍岳に上っていた。大会参加者の前日試走は自粛を求められているが、彼はエントリーしていないので制限はない。
柏崎に長期出張中の彼は、普段からCARACLE-Sで輪行ツーリングを楽しんでくれている。今日は、参加者より先に素晴らしい眺望を独り占めしていたようで羨ましい限り。我々も明日晴天の乗鞍に上れることを祈る。
15時過ぎに、ようやく受付会場である乗鞍観光センターに到着。昨年は雨が降ったり止んだりで愛車を車から下ろせなかったが、今年は仕込みバッチリの猛虎ルックで会場入り。
あちこちから声を掛けていただき、服部産業のH本さんともスズカエンデューロ以来の再会。骨折した足の快復に時間がかかっているとのことで杖を付いておられたが、明日は参加されるとのこと。
悪魔おじさん(日本版)にも毎年のご挨拶。ウェアも赤なら自転車も赤。このママチャリで乗鞍に上ってくる健脚だが、ゴール直前で停車して参加者を槍で刺して励ます(?)のが毎年のお約束。
7 BiCYCLE ProductsのT村さんとも恒例のご挨拶。「今年もカープが頂きます」と言われたが、なんのこちらも負けてはいない。13ゲーム差をひっくり返された2008年のことを思えば、7.5ゲーム差なんかあっという間ですよ。
チームメンバーには先に宿に向かってもらい、会場でしばらく出店をひやかす。16時近くになってそろそろ引き上げようとしたら、猪野学氏と遭遇。
NHKチャリダー★に出演し、坂バカ俳優として知られる猪野さんは昨年の大会で1:16:02のタイム。私は途中で抜かれたが、チームCARACLEのエースT田さんとは、あと13秒の僅差だった。20インチ折りたたみ自転車のCARACLE-Sがカーボンロードの猪野さんと大差ないタイムで走ったことは、製造元のスタッフとしてとても誇らしいことだった。
昨年の結果と今年も折りたたみ小径車で挑むことを伝えておいたが、さて今年の両者の結果はいかに?
番所大滝近くの宿まで自走で下るが、帰路に一の瀬園地付近まで足を伸ばしてみた。そろそろ日が傾いてきたが、相変わらず晴天で乗鞍岳もはっきり見える(写真だと逆光だが)。明日もこの晴天が続いてくれることを祈りつつ、宿に向かった。
16:30定宿の「寿家」さんに着くと、チーム員やもう一台の関西組、そして関東方面からもすでに多くの仲間が到着しており、明日の準備を進めている者もいるが、すでに宴会も始まっている様子。
私もまずは明日の準備。自転車や装備の準備を進めていると、すでに乗鞍岳に上ってきたA本と話になった。彼はCARACLE-Sをドロップハンドル化していたが、しばらく前にフラットバーに戻し(というか別のフラットバーに変え)た画像を見せてくれていた。そして今日は再びドロップハンドルで乗鞍岳に上っていた。
一体ワイヤー処理をどうしているのかと思ったら、ブレーキはフラットとドロップのどちらでも使用可能なピスト用のレバーを装着しておき、ワイヤーの太鼓を外して交換しているとのこと。シフトレバーはブレーキレバーやグリップを外さずに着脱できる東京サンエス製の台座を用いてダブルレバーを装着しており、アーレンキー1本で簡単に着脱できるとのこと。
ドロップハンドルには補助ステムを装着してポジションを合わせたりと芸が細かい。彼は我々さえ実現できていなかったフロントギアのダブル化を果たしたり、手を入れてCARACLE-Sを活用してくれている。ありがたい話だ。
準備が一段落し、ひとっ風呂浴びて宴会に合流。夕食前からビールや日本酒が行き交っている。同宿の仲間は関東の大学サイクリング部同士の交流が核になっているが、それぞれの友人や家族や同僚を巻き込んで、交流が広がった。今回も大阪、滋賀、名古屋、首都圏、地元松本在住者などなど、全国各地から仲間が集まり、毎度のバカ話で盛り上がる。
私自身は一杯引っ掛けたところで夕食。食堂に場所を移して再度乾杯。いつも緊張しながら見るテレビの天気予報だが、今年は安心して見ることができた。雨の心配はなさそうだ。
日本酒だけでも4合ビン3本に一升ビン1本m、その他ワインにビールにチューハイと酒が次々出てくる。とてもレース前夜とは思えない有様は、毎年のこと。
それでも、中高年の集まりはそれなりの節度を持って21時ごろには一次会お開き。私も早々に就寝した。大会にエントリーしていないメンバーもいるので、一部はもう少し飲んでいたようだ。応援やツーリングにだけやってくるメンバーも年々増えており、この場が同窓会として使用されている。
今年はトレーニング不足で記録更新は端から諦めていたが、最終トレーニングで良い結果が出たのでとりあえず途中までは真面目に走ってみるつもりだ。タイムはどうあれ、天気を気にせずに済む展開は実に久しぶりでリラックスして受付日を終えることができた。
「2017ノリクラ参戦記・走行日」に続く
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
Cyclemeterの記録
スタート: 2017/08/26 16:00:08
自転車完了: 2017/08/26 18:31:45
バイクタイム: 0:15:53
停止時間: 0:15:12
距離: 6.84 km
平均スピード: 時速 25.85 km/h
登り: 14 m
カロリー: 106 kcal
平均心拍数: — bpm
最大心拍数: — bpm
平均ペダルペース: 41 rpm
最高ペダルペース: 108 rpm
■本日のフォトアルバム
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