2016台湾自転車事情 [台北國際自行車展覧會]

160304_191610今年も仕事で台北國際自行車展覧會(Taipei International Cycle Show)に行ってきた。転職直後の昨年は個人ブログでの報告をサボってしまったが、今年は復活。

今年も世界中から自転車関連業者が集まり、規模と賑いは日本国内のショーと桁違い。ロードバイクのディスクブレーキ化やマウンテンバイクの復活傾向、FATバイク人気、スチール系トラディショナルバイクの復活といった傾向はここ数年続いている。

160304_151347とは言え、今年驚かされたのがe-bike人気。日本では法律の関係で独自の電動アシスト自転車が普及しているが、主にママチャリタイプ。一方で欧米で主流のe-bikeは、スポーツタイプが主流でアシスト比率も高く、全くの別物と思った方がよい。会場のあちこちにe-bikeの完成車やフレーム、電動ユニットなどが展示されており、中でも高級MTBタイプが多いのが印象的だった。

日本的な感覚で言うと、高級MTBに乗る層は体力もあるのでアシスト車を嫌いそうだし、初心者は最低でも30万円以上するアシストMTBを購入するとも思えない。長距離走れそうにないし、山の中でバッテリーが切れたらどうする? といった素朴な心配もある。

ところが、ヨーロッパを中心にアシストで楽に上り、下りはアシストを切るという、アルペンスキーのような楽しみ方が普及しつつあるそうなのだ。自動車用品で知られるボッシュやタイヤのコンチネンタルの電動ユニットが普及しているが、実はシマノも電動ユニットを開発している。世界市場を視野に入れた場合、外せないコンポーネントということなのだろう。

その他の目新しい情報を含め、勤務先のブログで詳細を報告しているので、興味のある方はご参照いただきたい。

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