2015串柿&激坂ツーリング本番 [滝畑ダム-蔵王峠-三重の滝-鍋谷峠]

151122_075336昨年は私の大腿骨骨折の後遺症で見送った串柿ツーリングを、2年ぶりに開催した(4回目)。前回よりは難易度を落としたが、相変わらず「串柿&激坂」と銘打ち、参加者募集でかなり脅したにも関わらず、私を含めて11人が、荒山公園に集まった。しかも、うち2名は女性で、最初は荒山公園で見送りだけと仰っていたところを、途中の滝畑ダムまでご一緒しましょうとお誘いした。

mixi上のコミュニティ「南大阪ぽたりんぐ倶楽部」やfacebook上のグループ「大和川サイクリング倶楽部」を通じて縁のあった方や、仕事上のお付き合いのある南大阪地区のサイクルショップさんのお客さんなどが、中心で何度も参加いただいている方もいるが、初見の方も多い。

151122_082158自己紹介をして、7:55に出走。まずは滝畑ダムを目指して、府道35号線の上りが軽いジャブ。

151122_082506ひと上りして天野街道に入り、集落や田畑の間の細道を進んでいく。

堺、大阪狭山、河内長野の三市が接する付近は周囲で一番高い地点で見晴らしがよい。身体の穴という穴にご利益があるという穴地蔵が出迎えてくれる。

天野から国道170号線旧道に迂回して、同バイパス(大阪外環状線)に横滑りしてコンビニで買い出し。今回のルートは山中に入ると大人数が食事できる店も買い出しポイントもほぼないので、ここで昼食を調達して携行してもらった。

151122_092732府道218号線に入って石川沿いに遡る。ほとんど車の通らない細道で、自転車で滝畑ダムに行くなら、一番楽なルートだ。車ならサイクルスポーツセンターの前を通る市道が近道だが、この道はかなりの急傾斜。府道61号線はダート区間がある。

151122_093126岩湧山方面に向かう道との分岐付近。殿(最後尾)を務めてもらっていた近所の友人はまだ追いついていなかったが、試走もしているし大丈夫だろうと先行したが、これが失敗。この後、友人は岩湧山方面まで自主トレ(コースミストも言う)をしに行ってしまった。

151122_093514最後に滝畑ダムの堰堤まで上る急坂が現れるが、これを上りきればダム湖沿いの平坦路だ。

151122_094644ダムの堰堤から下を見下ろし、岩壁に掘られた磨崖仏を見物。


151122_095150そのまま堰堤を渡ってダム湖の反対側を進む。途中までは自動車進入禁止の自転車歩行者道で、気持ちよく走れる。

ダム湖が尽きる観光協会の駐車場で、一時停止。女性陣二人と、午後に用事のあるtsujiさんはここで離脱して見送ってくれた。女性陣は「来年は(全コース)参加できるように練習しておきます」との嬉しいお言葉。ここまでの様子とその後の進行状況を見ていると、今回でもご一緒できそうだった。

151122_101516151122_101314残ったメンバーは、いよいよ蔵王峠に向けた激坂区間に突入。いきなり凹凸のあるコンクリート舗装が現れるが、これは序の口。

続いては石畳の激坂が現れ、足をつく参加者も出てくる。

奥河内のユイの壁と勝手に呼んでいるが、ナロータイヤのロードバイクにはあまりに過酷で、むしろMTB向き。

151122_101754序盤の急坂を上ると少し傾斜は落ち着くが、川沿いの道はあちこちで濡れた落ち葉が積もってぬかるんでおり、走りにくい難路が続く。

151122_102646滝の脇を上る区間など、突発的に濡れた激坂が現れ、乗車してのクリアを難しくする。

参加者の一部からは、「迷惑を掛けるのが心苦しい」と、途中離脱の相談を受けたが、押しが出るのは毎回のこと。わざわざまともに乗車して上れない坂を選んでプランニングしているのであって、主催者はそんなこと最初から織り込み済み(^^)。「押してでも時間は余裕ありますし、この道を引き返すのは危険なので峠を越えるまで頑張りましょう」と、無慈悲に尻を叩く。

151122_103536151122_10465910:30過ぎに全員が蔵王峠(標高約550m)に到着。健脚の参加者揃いで、時間的には順調すぎる進行状況。

151122_103934順調すぎたのでで時間調整、という訳でもないだろうが、最後尾で峠に着くと、パンク修理をしている(^_^;)。上る途中の濡れた路面の区間でなくて、良かった良かった。

151122_105156蔵王峠の情報には葛城蔵王権現社があり、ちょこっとお参り。役小角が修験道の行場を開いたと言われている。車道の参道がないので、ロードシューズの方々はお留守番。

151122_110238和歌山側の県道61号線は道幅も広く、安心して下れる道。ひと下りすると3方向を見渡せる絶景ポイント。すっきり青空というわけではなかったが、薄日が挿してまずまずのの見晴らし。頑張って上った甲斐のある風景だったと思う。

151122_110700下方にはヘアピンカーブが見下ろせる。これからあそこを通ると言ってしまったが、試走時とコースを変えたので、今日は通らないのだった。失敗。

151122_111428短野の集落でT字路を西進するが、付近には試走時同様に吊るし柿がぶら下がっている。

ただし、これは串に挿した「串柿」ではない。

151122_112144少し西進すると、やっと串柿が現れた。串柿とは10個の柿を串に刺した縁起物の吊るし柿で、正月飾りに使われる。この近辺(和歌山県かつらぎ町の四郷地区)は古くから串柿の特産地で、毎年11月には和泉山脈の山間に点在する集落に串柿が吊るされ、一面がオレンジ色に染まるのだ。

・・・が、例年に比べると空いた吊り棚も多く、ちょっと物足りない。串柿作りには冷涼で乾燥した気候が必要だが、今年は雨がちで暖かい日和が続いているので、仕込みを遅らせているのかもしれない。

151122_11314811:30頃、滝の集落に入って北辰妙見神社で各自持参した昼食を摂った。

今日は人影のない静かな境内だが、常に手が入れられている清潔感がある。

151122_113220同社は北極星を神格化した妙見尊を祭っており、境内のあちこちに星型が目につく。珍しい北向きの妙見さんとしても知られている。

151122_113828星型以外もユニークな造作物が目につき、参加者の指摘で見上げると、恵比寿さん(?)と鶴亀のユニークな屋根瓦。

食事を摂っている間に、ようやく近所の友人も追いついてきた。いくら一人だけMTBだからって、わざわざ難路の自主トレお疲れ様(^^)。

151122_122212昼食後は国道480号線の通る四郷の中心地、広口までひと下り。集落内には万国旗が張り巡らされていたが、何かお祭りでもあるのだろうか? 四郷小学校が廃校になった今は運動会も無いし、毎年勤労感謝の日に開かれていた串柿祭りも、「国道480号府県間トンネルの早期貫通を切望し、地域住民が地元を盛り上げるために始めたが、開通の目処がついたため」とのことで、昨年で幕を閉じた。

この後は大阪側に下るまで買い出しポイントがないので、必要な方は自販機で飲料を調達してもらった。

151122_123006広口集落のすぐ上にある分岐を左折して国道480号線の旧道を離れ、三重の滝方面に向かう。

151122_124634ここからは各自のペースで進んでもらった。

下津川沿いに遡る道はやや荒れて、コンクリート舗装の区間も散在するが、まだまだ脚の残っている参加者は勢い良く飛び出していく。

151122_125332一気に人里離れた雰囲気になり、道中出会った車はたった1台。

151122_125510下津川の突き当たりにあるのが一言主神社

ここから先は階段のある参道なので、またロードシューズ勢はお留守番。

151122_125852拝殿は小ぶりなものだったが、参道には寄進の石柱が立ち並んでおり、尊崇を集めていることが伺える。

151122_130028そして、境内の奥に三重の滝が流れ落ちている。あまり有名ではないが、名前の通り三段になって流れ落ちているが、結構な落差で見応えがある。

写真では良さが伝わらないので動画が良い、との参加者の言に、私も動画撮影。

少しは伝わりましたか?

151122_131626三重の滝を見物した後は、本日の後半戦の本番。またも荒れた激坂です。ひと上りすると、下津川集落で本日2カ所目の串柿。

151122_131900ここでの串柿も例年はなかなかのものなのだが、残念ながら今年は空棚が多く、延々と伸びる串柿の帯は拝めず。参加者の方々には申し訳ないことながら、串柿に関しては来年リベンジの機会を持ちたいと思います。

もうひとつの目的である激坂に関しては、下津川の集落までは傾斜もまだマシ。ここから国道480号線に合流するまでは強烈な傾斜に加えて、落ち葉や枯れ枝、土砂が散乱してえげつない激坂になっている。

151122_132848午前中の蔵王峠に負けない激坂に負けず、健脚の先頭集団は前方に消えていった。とは言え、何人もの参加者が足を着いて押し歩き。充分楽しんで(苦しんで?)いただけたようです。

国道480号線に合流すれば、一段落。参加者の方々には口々に「キツかった」とお褒めの言葉を頂いた(^^)。最後尾の集団も無事に合流し、あとは鍋谷峠まで上れば、大物は終了だ。

151122_133904鍋谷峠までは、わずか700m。「ここまでの上りを思えば、鍋谷峠までは屁みたいなもんですよ」と、お伝えしていたが、「ここまでで売り切れてるからやっぱりキツい」とのご感想も・・・(^_^;)。

151122_134024ここまでくれば、日頃走りに来ている参加者も多く、ホッとした雰囲気が流れる。とは言え、初めての参加者もいるし、大阪側は狭く荒れた路面もあるので、注意を呼びかけてダウンヒル開始。

途中で車の行き違いを待ったりはしたが、スムーズに鍋谷峠道を下り、父鬼集落。「ルート案通りに、もう少し上ってもいいですか?」と質問したが、(内心はともかく)はっきりした反対はなかったので、強引に小川大野トンネルを通る新道に進路を取った。

151122_141504交通量が少なく、路面もキレイな2車線道路とあって、トンネル手前でバトル発生。私もダッシュを掛けて、必死で追いすがる。

151122_141510トンネル前でバトル終了。こちらは息も絶え絶えだが、「売り切れ」とかいいながら、脚が残っている参加者が多い(^_^;)。

今日話題にもなったが、自転車乗りの「もう売り切れ」とか、「大したことない坂」「今日はゆるく」「ポタリングペースで」とか言うのを信じてはいけない。


151122_151446その後も順調に進行し、15:20頃にはスタート地点の荒山公園に戻ってきた。終盤は結構ペースを上げたが、皆さん余裕でついてきた。最後まで薄日が挿す暖かな日だったのが幸い。

151122_151720久々のイベント主催ということもあったが、今日は色々と反省点が多かった。最近の天候などの要因もあるだろうが、やはり最も串柿の多い大久保集落をコースに入れなかったのが今年の失敗。もっと迫力ある串柿を皆さんにご覧頂きたかった。

151122_151728参加者の方々には申し訳ないことだったが、終了後に暖かい言葉をかけていただいたのがありがたかった。スムーズな進行で、パンク1件だけでトラブルもほとんどなく、想定よりかなり早く戻ってくることができたのは、参加者のご協力のお陰であり、厚く御礼申し上げる。

151122_151927来年度には鍋谷峠トンネルが開通予定とのことで、周辺の交通状況は大きく変化するだろう。自転車乗りとしては複雑な思いもあるが、来年の串柿ツーリングでは今までと違うルート取りができる可能性もある。

初心者や女性が参加しやすく、なおかつ串柿の日常離れした風景を楽しめるプランを立てられれば最善だが、やはり激坂なしに大久保集落には辿りつけないだろう。串柿の時期に訪れたことのない神野集落にも足を伸ばしてみたい。やはり、なかなかプランニングは難しいものだ。

解散後も北に向かう多くの参加者と同行になったが、最後尾から着いて行くと走行ペースはさらに高速化。深井で離脱するまで必死の思いでついて行った。この人たちを疲れさせるには前回(一昨年)のような、激坂&長距離プランが必要かもしれない。やっぱり2班構成にしたいものだ。

 

■コースマップ


・ルートラボ http://yahoo.jp/VDHLZG

 

■本日の走行記録(自転車)

CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2015/11/22 7:55:46
 自転車完了: 2015/11/22 15:18:32
 バイクタイム: 3:43:21
 停止時間: 3:38:59
 距離: 67.87 km
 平均スピード: 時速 18.23 km/h
 登り: 1172 m
 カロリー: 1451 kcal
 平均心拍数: 121 bpm
 最大心拍数: 176 bpm
 平均ペダルペース: 53 rpm
 最高ペダルペース: 142 rpm
 今月の走行距離: 501 km
 今年の走行距離: 6613 km

 

■本日のフォトアルバム(フォト蔵)

※本ブログ、及び下記のフォトアルバム(フォト蔵)に掲載の画像に差し障りがありましたら、ご遠慮なくお知らせください。速やかに対処します。


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これまでのコメント

  1. […] よく見れば私の主催する串柿ツーリングにもご参加頂いた、Yさんではないか。気付かず失礼しました。これから葛城市にあるパン屋さん、カントリーロードに向かわれるとのことだった […]

  2. […] 峠に自転車女子3人組がいたので挨拶したら、2015年の串柿ツーリングで途中まで見送ってくれた、サクラさんだった。図々しく、我々の集合写真を撮ってもらった。 […]

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