またメカトラ

【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】

 たかだか125kmで情けないことだが、先週の高野山往復は今の私にはちょっとムチャだったようだ。週の半ばまで疲れが抜けず、腰の痛みも後を引き、右手の指や左肩にも痛みが出た。特に肩は持病の四十肩(五十肩?)がぶり返したようで、腕を上げるのもツラかった。

 一週間経ってだいぶマシになってきたが、完全回復とはいかないので、今日はロングライドはやめておいた。それに、ロングライドだと峠の上りでも、先を考えて体力を温存してしまいがち。乗鞍もあと2ヶ月を切り、そろそろ短距離高負荷トレーニングも組み合わせていきたい。

 そんな訳で、一番手近な鍋谷峠で全力アタックをすることにした。鍋谷峠はタイムの記録を取っているので、自分の調子を把握するためのモノサシでもある。

 いつも通り5時起床で、6時半ごろ自宅を出走。梅雨の真っ最中だが、4週間連続で土曜日(の少なくとも午前中は)天候に恵まれれている。雨ならジョギングするつもりだが、その機会もなかなかやって来ない。

 走り出してしばらくすると、タイヤが回転する度に「コン・コン・コン」と伝わってくる振動を感じた。「ガムでもくっついたかな?」とタイヤをよく見るとトレッドが途中でぐにゃりとひん曲がっている。

090704_064544 こんな現象が発生する原因として思い当たるのは、中のチューブがよじれていることだ。でも、このタイヤ(HUTCHINSON QUARTZ)は耐パンク性能が優秀で、使い始めて2年近く経つが、過去1回しかパンクしていない。それも昨年9月の話で、それ以降ずっとチューブを出し入れする機会は無かった。こんな状態で、今まで気付かなかったはずがない。

 一抹の不安はあったが、ここでタイヤを外してチューブをチェックすると、ハンドポンプで空気を入れ直すのが大変だ。とりあえずは少し空気圧を下げて、様子を見ながら走ることにした。

 幸い、空気圧を下げると、さほど振動は気にならなくなった。この調子なら、帰宅してから確認しよう。

 いつも通り府道61号線-R170旧道を経てR480に入り、父鬼の製材所前からアタック開始。脚は先週よりは調子よく回るが、腰の痛みのせいでダンシングがシャッキリしない。心拍数を170以上に持っていきたいところだが、165-170程度にキープするのが精一杯。このところロングライドが多かったので、高負荷での能力が落ちているようだ。

090704_081136 鍋谷峠至近で、ロードバイクに軽くぶち抜かれたのも悔しかった。必死で追いすがったが、離される一方。すぐに売り切れてペースダウンし、ヒイヒイ言いながら峠に到着。タイムは29分28秒。アタック中の平均心拍数は169。前回5/23の記録よりは10秒短縮し、4/29に出したタイムより3秒遅い。いずれにしても、昨年のベストタイム27分43秒には、まだまだほど遠い。「この一本で終わるつもり」の全力アタックは久々だったが、諸々反省させられた。

090704_082900 かなり消耗したのと、タイヤのこともあって和歌山側に降りるのは、やはり止めた。

090704_083010 元来た道を下っていくと、今日は(も?)たくさんの自転車が上ってきていた。

090704_085212 父鬼まで降りたが、このまま帰宅するとさすがに距離が短すぎるので、画像の交差点を左に曲がり府道226号線を春木川町方面へ。

090704_090442 春木川町で分岐を左に折れて、岸和田市大沢町へ抜ける小峠を越える。和泉市側はまだ傾斜は緩く、峠には小さな祠がある。岸和田市側の急坂を下って府道40号線に入り、牛滝まで上がってみることにした。

090704_092532 傾斜はさほどではないが、鍋谷峠で体力を使いきっており、しんどい。牛滝温泉「いよやかの郷」前の分岐を曲がれば和泉葛城山頂へ向かう道だが、今日はもうそんな体力は残っていないので通り過ぎる。府道は牛瀧山「大威徳寺」で終点。

090704_092934 大威徳寺は紅葉の名所として有名で秋は賑わうが、今日はひっそりとしていた。でも、緑のもみじもなかなか風情があったし、この時期ならではの花々(アジサイなど)も咲いていた。

 奥貝塚方面に足を伸ばすことも考えていたが、今日はもう疲れた。もう峠を上るのも億劫だったので、府道40号線をひたすら下って平地まで降り、府道30号線を北上して、10:40ごろには帰宅した。

 不思議なことに疲れていても平地では脚が回り、30km/h超のペースで快調に飛ばした。どうやら、この所のロングライドの連続で、身体が平地になじんできているようだ。総合力が上がればうれしいが、二兎を追って乗鞍間際にヒルクライム能力が落ちるようなことになっては困る。ロングライドも楽しいが、あと2ヶ月はヒルクライム練習を最重視だ。

 帰宅してからタイヤを外してみたが、チューブがよれている様子はなかった。「ほな、なんでや?」とタイヤのよれている部分を触って見ると、トレッドがかなり薄くなっており、タイヤの内側のケーシングが少しほつれかけていた。

 どうやら、走行による消耗と経年劣化で、タイヤの形状を維持する性能が落ちているようだ。トレッドが薄くなっている部分もあるので、これは寿命だ。それにしても、一昨年9月購入してから、実に長持ちした。このタイヤは耐パンク性能が非常に高く、走行性能も悪くなかったので練習用としてはとても気に入っていたが、すでに廃番のようだ。残念。いずれにしても、早いところ代わりの練習用タイヤを調達しなくては。

■本日の走行記録(自転車)
 平均心拍数:128
 最大心拍数:181
 心拍数ターゲットゾーン:131-165
 ターゲットゾーン内時間:1:16:58
 ターゲットゾーン以上時間:0:26:33
 ターゲットゾーン以下時間:2:25:53
 消費カロリー:2034kcal
 走行距離: 60.8km
 平均速度:18.7km/h
 最高速度:53.0Km/h
 平均ケイデンス: 80
 最大ケイデンス:117
 計測時間:4:09:24
 走行時間:3:15:09


Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket

サイト内検索

アーカイブ

お友達ブログ

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。


Back to Top ↑