150206自転車いじり [通勤車ブレーキシュー交換]

 今日は朝から、まもなく勤務を始める新しい職場に通勤のシミュレーションライドに出かけた。約13kmを40分ほどで到着したが、もっと安全で早いルートを探索していかねば。前職でも自転車通勤だったが、雨の日は公共交通機関を利用していた。ところが、新しい職場は公共交通機関が使いづらい立地。雨でも自転車で通う機会が増えそうだ。

150206_110250 当面、今までと同じ通勤用自転車を使うつもりだが、マッドガードが装着済みなのは良いとして、ブレーキが吉貝(現:ヨシガイ)グランコンペDC510。マッドガードと併用できるラージサイズで、ドライコンディションなら効きもそう悪くないが、雨に濡れると効きがガクンと落ちるので不安。

150206_110346 最近のブレーキに交換すれば改善するのだろうが、クラシックな構成の通勤車に最近のブレーキは似合わないし、ラージサイズのブレーキアーチは手頃なものがない(高価だったり、品質がイマイチだったり・・・)。そんな訳で、ブレーキシューだけを現行品に交換することにした。

 とは言え、元々アーチの剛性が低い上に直付けでないDC510はトーイン(ハの字)をかなり大きくしないと、音鳴りを生じる。以前もMTB用カンチブレーキのシューを装着してみたことがあったが、最近のカンチシューは前後が長く、トーインを大きく取るとリムとのクリアランスがなくなってしまう。接触しないギリギリに調整しても音鳴りが防げず、使用を断念した。

 しかも、Vブレーキ用シューでさえ高グレード品が市場から消えつつあるので、すっかり過去のものになっていたカンチ用シューはさらに入手しづらくなっていた。

150206_110534 ところが、近年のシクロクロスブームのお陰で、カンチブレーキが復活してきた。しかも、シマノのロード用キャリパー(サイドプル)ブレーキのラバーを流用できる前後が短めのカンチ用シューが出現した。そこで今回入手したのが、このタイオガ 453CPL。他社にはシュー側でステーの角度を変えられる高機能品もあったが、DC510には不要なのでシンプルで安価なこの商品を選んだ。

 今度はディスクブレーキが出現しているシクロクロスだが、舟(カートリッジ)さえあればラバーはシマノのロード用が使用できるので、当分は高グレード品の供給が途切れることもないだろう。

150206_110814 元々付いていた純正シューを外す。453CPLが短めといっても、純正品と比べるとやっぱり長い。まずは、前側のシューを外し、アーチや装着パーツをクリーニング。

150206_140930 続いて、453CPLを装着し、角度調整。センタープルブレーキの調整はただでさえ面倒なのだが、今までのより長くなったシューで、できるだけトーインを確保するように調整するのはかなり時間がかかった。

 試走をしてみたらストッピングパワーはかなり向上したが、リムに接触しないギリギリに調整したのに音鳴りがする。

 仕方ないので、リムの振れ取りをしてさらにトーインを確保。これで何とか音鳴りしなくなった(ちょっとした試走の範囲だが)。

150206_140918 続いてリア側もシューを交換。音鳴りがどうこう言う以前に、ストッピングパワーが強すぎてすぐにロックしてしまう(^_^;)。うーむ、雨の日の効きの改善ができれば上々と思っていたが、予想以上に強力だ。高グレードのラバーに交換することも考えていたが、充分過ぎる性能。むしろロックしやすいせいで後タイヤの消耗することが心配。リアはロックしにくいラバーに交換したいくらいだ。

 

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