141221自転車いじり [KHS F20-AS オーバーホール]

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 2005年12月に購入した小径車KHS F20-ASは、購入当時は車に乗せて出かけたりと重宝していたが、生活スタイルの変化で最近は使用頻度が低くなっていた。猛虎参號が使えなくなってから通勤用にしばらく使用したが、新しい700C用フレームを入手したので再度お蔵入りになっていた。

 小径車としては走行性能に高い比重を置いたモデルだが、やはり長距離を走ると大径ホイールに比べて乗り心地は劣る。立ちこぎが困難で、折りたたみ機構にガタがあることも気になる(これは厚手のビニール袋を挟むことでかなり改善したが)。やはり小径車は持ち運びのしやすさを活かして、短距離走行に用いるのが満足度が高いのだろう。

 保管場所の確保が難しくなったこともあって、今回手放すことを決心した。興味を示してくれている友人もいたので、現物を見てもらう前に状態確認がてら整備しておくことにした。

141221_094756 今日はやや暖かいとはいえ、冬場にずっと戸外で整備するのはツラい。自宅マンションには洗車できる場所もないことから、今回は近所の友人宅にお邪魔することにした。付き合ってくれた友人共々まずは洗車して、一気に汚れを落とす。

141221_091226 その際にチェーンクリーナーを用いたが、先日作ったチェーンレストをさらに改良して使用してみた。片側だけだった蝶ネジをやめ、両側にプラスチック製のつまみを付けて着脱をしやすくすることを狙ったのだ。

 このフレームのエンドでは意図通りバッチリ使用できた。ただ、ハブ軸とディレーラー台座の位置が近いエンドではリアメカと干渉するかもしれない。もう少しつまみが外側に来るように延長したほうが良さそうだ。

141221_104608 ひと通りクリーニングした後は、水気を拭き取って暖かい屋内に移動。整備台を借りてメンテナンス開始。

141221_105426 今回の作業はできるだけ購入当時の仕様に戻すことも目的で、まずはハンドル近辺の作業。

 アクセサリーアタッチメントのついたヘッドキャップを外し、長いステムを元に戻し、ヒザに当たるので外していたベルを戻す。

141221_112300 他と共用で使用しているチタンシャフトのペダルを外したが、初期仕様のペダルは息子のジュニアCTBに装着してしまったので、余っていたVP製のフラットペダルを装着。

141221_112354 続いてブレーキ周り。実はブレーキは複数の問題を抱えている。まず、足が当たって後のインナーワイヤーが固定ボルトの直後で切れてしまっている。

141221_112642 これはワイヤーを交換すれば済むことだが、もっと深刻なのは前ブレーキ本体のワイヤーリードパイプの受け部分。画像の板材を曲げたメーカーロゴの入ったパーツの先端は切れ目の入った穴になっているのだが、強くブレーキングした際に力に負けて変形し、切れ目から穴が広がったことがある。これによりリードパイプがずれ、ブレーキが効かなくなるというトラブルが発生した。

 ひとまず変形を戻してあるが、一度こんなトラブルを起こしたブレーキを使用し続けることは非常に危険。どうせならついでにブルホーンハンドルからドロップハンドルに交換し、カンチブレーキに交換することも考えていたのだが、使用頻度が低いので実現をためらっていた。

141221_114626 リア側も信用できないので、手放すにあたって前後共にブレーキ本体を交換するつもりだが、新オーナーの意向によっては交換が無駄になるかもしれない。そこで、ひとまずは前後を入れ替え、トラブルを起こしていないブレーキを重要度の高い前側に装着した。ちょっと試乗するくらいなら、これで何とかなるだろう

141221_135602 リアのインナーワイヤーは新調し、本体交換に備えて長めに残しておいた。

 ブレーキ周りのもう一つの問題は、アジャスターやクイックがどこにもなく、ミニVのブレーキ本体とオポジットタイプのブレーキレバーとの相性も今ひとつなこと。

 アジャスターが無いため、クリアランス調整はブレーキ本体の固定ボルトで行うしか無く、調整が面倒でワイヤーが傷みやすい。しかもクイックが無く、本体とレバーの相性が悪いため、クリアランスを適正に調整すると、リードパイプを受けから外すことができず、ホイールを外すためにはタイヤの空気を抜くか、一度ワイヤーの固定ボルトを外すしか無い。小径折り畳み車なので、輪行する際にもホイールを外す必要はなく、頻度は低いとはいえちょっと惜しい仕様だ。ワイヤー途中にアジャスターかクイックを挟めば、解決しそうな問題だが。

141221_143554 ブレーキ周りの一応のセッティングを終え、チェーンに注油。その他各部に注油。

 スタンドは、初期仕様のチェーンステー装着タイプが私のペダリングの癖でかかとが当たるので、早々に外していた。代わりにセンター装着のESGEダブルレッグスタンドを装着していたが、これだと折り畳んでも自立するので便利だった。

141221_144256 お次はハブのチェック。まずはフロントハブを開ける。

141221_144730 ベアリング周辺は、ややグリスが減って、わずかに汚れているかなというところ。走行距離は短めなので、こんなものだろう。

 ガタも生じていなかったので、そのままでも良かったかもしれないが、年数も経ているので一応グリスを入れ替える。

141221_150444 古いグリスを除去して、新しいグリスを詰め、玉当り調整。それほど高級なグレードではないと思われるが、意外と玉当たりはスムーズ。

141221_155234 リアハブもチェック。スプロケットを外してハブを開け、フリー部分に粘性の高いオイルを流し込んでから、グリスアップ&玉当り調整。リアハブはシールがしっかりしており、フロント以上にグリスはキレイだった。

141221_163640 各部に注油して本日の作業終了。理想を言えば、リアディレーラーを分解クリーニングしたかったが、最低限のメンテナンスはできたと言えるだろう。

141221_163654 あとは新オーナーの意向次第だが、前述のブレーキ交換やバーテープの巻き直し、ステム長の変更、ダブルレッグスタンドの再装着、アジャスターを追加等々の作業が考えられるだろう。

141221_163718 手を掛けてキレイになったこともあって、ちょっと惜しくなる(笑)。今回の整備で色々課題も再確認したが、フロントディレーラー用の台座も付いた発展性のあるフレームだ。もう少し先立つものの余裕があれば、色々いじっていただろう。結局は大して手を入れないままに死蔵していたので、活用してもらえる人があれば手放した方がこいつのためにもなるだろう。


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